引越し、それは人生の中で誰もが経験し得ることです。
特に転勤族と言われるサラリーマンの方や地方の学生の方などは、引越しを経験する機会も多いのではないでしょうか?
そんな引越しは、一回一回で非常に大きな労力と費用を必要とするものです。
引越しでは、いくら作業スタッフが家財の運搬などを行ってくれるといっても、その後の荷解きや引越し前の荷物の梱包などは基本的にお客様が行うものです。
家のものすべてをまとめ、梱包し、そして再び新居で荷物をひとつひとつ片付けていく。
これは、想像しているよりもはるかに時間も労力も費やしてしまうものなのです。
そんな大変な事態である引越しですが、より作業がスムーズに、より効率よく進められる方法というのをご紹介しましょう。
まず、引越しは荷物を運ぶ作業がメインですよね。
この荷物というのが問題なのです。
運ぶ荷物が少なければ、どういったメリットがあるのでしょうか。
まず、引越し運送にかかる費用が安くなる、使用する段ボールが少なくなるため費用を抑えられる、梱包する時間を少なくできる…
運ぶ荷物が少ないということは、非常に大きなメリットがありますね。
ですから、引越しする際には第一に荷物を減らすことです。
梱包は特別なパックを利用しない限り、ほとんどがお客様自ら行わなければならないものです。
引越し前というのはただ荷物を梱包するだけでなく、住所移転に伴う手続きをはじめ、いろいろな手続きが必要となります。
そんな中で気が遠くなるような荷物に囲まれて梱包だけに時間を取られていたら、作業もスムーズにはいきません。
年に何回も引越しを行う転勤族でない限り、新生活のスタートだと割り切って荷物を減らしてみましょう。
近年流行となっている「断捨離」で、引越し費用も抑えることができて新居もスッキリ片付いて一石二鳥です。
そして、荷物の梱包の際に注意しておきたいことがいくつかあります。
まず、ひとつの段ボールに詰めるものは1種類にしましょう。
ごちゃごちゃと混ぜてしまうと、あとで荷解きをしたときにわからなくなってしまいます。
段ボールには必ず中身の名前を書き、さらにどの部屋に置いておくものなのかを明記しておきましょう。
これなら引越し業者スタッフが新居に段ボールを運び入れるときにも便利ですね。
また、大事なものはすぐに開封できるようにさらに注意書きを明記しておきましょう。
引越しでは、お客様の大切な家財を紛失してしまうということも無きにしも非ず。
万が一の事態に備えて、大事な荷物は引越し業者がいる時に真っ先に荷解きできるようにしておくと良いでしょう。