引越しには、生活に必要なテーブル・いすなどの家具、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電が新居へと運ばれます。
そして身の回りで必要な日用品や衣類など、細々したものもプロがスムーズに運搬してくれますね。
しかし、中には引越し業者でも運ぶことのできないものがあります。
そういった場合には、特殊な作業が必要となることもあるので事前にチェックが必要です。
たとえば、最も多いのがピアノ。
ほんの少しの衝撃で音が狂ってしまう繊細な楽器として知られていますが、一般の家財と同じように運搬すれば、使い物にならなくなることも。
ですから、引越し業者ではオプションとして有料サービスを設けているか、提携のピアノ専門の運送業者へ委託することがほとんどです。
次に、家族の一員として大切なペット。
引越しに関する決まりでは、ペットをはじめ観葉植物や植木などのような動植物に関しては、引越し業者が運搬を拒否することができます。
植物なら長時間の移動でしおれてしまうということもありますし、直前に水を与えることによって他の家財に影響してしまうかもしれません。
小さなものならできるだけ自分で運び、それができないものは引越し業者としっかり打ち合わせを行ってください。
そしてやはり、ペットは基本的に飼い主であるお客様が運ぶようにしましょう。
また、引越しをする際には私たち人間でも非常に体力を消耗してしまいますよね。
ペットにとってもそれは同じで、さらに環境が変わる引越しでは精神的なストレスも少なくありません。
お客様のケアが必要となるため、引越しの際にはできるだけお客様が引越しさせるようにしてください。
次に、マイカーやバイクなどをお持ちの方、非常に多いですよね。
引越しする際には、近距離なら直接マイカーで新居へ向かうことができますが、遠距離だとそうもいきません。
そういった場合に利用できるのが、マイカーやバイク・自転車を輸送してくれるプランです。
引越し業者によっては、マイカーだけの輸送というのも行っているので見積もりの際に相談してみましょう。
また、バイクに関しては家財と同じ扱いとして運ぶことができるものも。
50ccまでのバイクであれば、家財と同じトラックで運搬できます。ですが、もちろんガソリンやオイルは事前に抜いておくことが絶対条件です。
それ以上の大きさのバイクであっても、マイカーと同様に別途運ぶことはもちろんできますので、安心して引越しを行うことができますね。