引越し業者と訪問見積もりなどをするとよくもらえるのがサービス品です。
見積もりをすると多くはそのまま契約となりますし、引越し業者側としても心象を良くしておきたいという気持ちがありますよね。
そこでお客様に渡されるのがさまざまなサービス品。
もちろん引越し業者によってはサービス品がないというところもありますし、豪華なサービス品があるというところも。
有名なのは、サカイ引越しセンターのお米プレゼントサービスです。
訪問見積もり時には、お米1キロをもらうことができるという嬉しいサービス。
ダック引越しセンターでは訪問見積もり時にジュースを無料でもらうことができ、アート引越しセンターではオリジナルの転居ハガキがもらえます。
また、日通では引越しを行うとJALなどのマイレージをもらうこともできるというサービスがあるんです。
このように、引越し業者各社によってお客様を誘惑するさまざまなサービスが展開されているのですね。
しかし、これらのサービス品をもらって引越しをするというのは本当にお得なのでしょうか?
また、サービス品を受け取らなければ引越しの見積もり費用を下げてもらうことって、できるのでしょうか?
基本的には、残念ながらどの引越し業者でもサービス品を断ったからといって料金の値下げをすることは厳しいようです。
訪問見積もりの際にプレゼントされることがほとんどのサービス品は、やはり「サービス」だからこその価値。
段ボールなどの梱包資材と違って、こちらで用意するから値下げをしてと言って受け取らないのもどうでしょうか。
業者によっても違いますが、やはりサービス品はサービス品としてありがたく受け取っておくのが良いでしょう。
また、訪問見積もり時にサービス品をもらったとしても、必ずその引越し業者に引越しを依頼しなくてはならないということはありません。
せっかくサービス品をもらったのに…と断るときにはやはり心苦しいかもしれませんが、引越しには多くの金銭が必要となります。
価格はもちろんのこと、作業日程や作業内容など、より施主のニーズに合わせた信頼できる引越し業者に依頼するのが先決です。
訪問見積もりなどでサービス品をもらったことによって、断りづらくなるというのは引越し業者の狙いでもありますから、そこはあまり気重になる必要はありません。
また、ちょっと気になるのがサービス品をもらったあとに業者へ断りを入れる場合。
もちろん、依頼を断る場合でもサービス品を返す必要はありませんので、きちんと断りきれるという方はいろいろな業者へ訪問見積もりを依頼する…というのも一種のお得な裏技です。