海外への引越し、どうする?

引越しのミニ知識

グローバル社会となっている現在、多くの日本人が海外へと進出しています。

皇室のご令嬢のようにしばらく留学される方、転勤で移住される方、国際結婚される方…海外へ移り住む理由はさまざまです。

日本国内ではもちろんのことですが、海外へ移り住む際にも欠かせないのが引越しです。

海外へ移り住むには、まずパスポートやビザ、お子さんがいらっしゃる場合には学校の手続きなども必要となります。
日本国内で引越すよりもはるかに多くの手続きが必要とされる中で、それと並行して引越しの準備を行わなくてはなりません。

大手の引越し業者では、ほとんどのところが海外引越しにも対応しています。
国内の引越しと同じように、引越しに関わるさまざまな手続きや手伝いをしてくれるため、非常に便利です。

海外への引越しでは、主に航空便や船便で家財を輸送します。
それぞれの特徴として、船便は日数がかかってしまうものの比較的リーズナブルな料金で引越しができるという特徴が。
また、航空便での引越しでは料金よりもスピード重視といったものです。

ですから、現地到着後すぐに使用するという最低限のものは航空便で輸送し、それ以外の家財などは船便でお手ごろに済ませるという併用もできます。
単身者向けは船便でできるだけ費用を抑えておき、ファミリー向け引越しの場合は家族みんなの必要なものを迅速に届けてもらうために航空便で、という使い分けも。

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そして海外では、日本と違う独自の文化・環境が繰り広げられています。
そのために、日本では「当たり前」のことがなかなかできないということもじゅうぶんに考えられます。

たとえば、日本から比較的近い中国。中国では、まず黄砂や大気汚染などの対策が必要となります。
空気清浄機はやはり日本製のものが高品質なため、1部屋に1台を目安に用意しておくと良いでしょう。

そういった電化製品を使用するにあたって、中国では必ず必要になるのが変圧器です。
日本では100Vの電圧ですが、中国では約220V。そのため、日本から引越しの際に持って行く電化製品はそのまま使用することができません。

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ここでこの変圧器を使用すれば、日本からの電化製品も使用可能になるというわけですから、変圧器は必須アイテムとなります。

また、中国だけでなくさまざまな国で変圧器が必要となりますので、そこも確認しておくと良いでしょう。
この生活に欠かせない変圧器、引越し業者によっては手配をしてくれるところもあるので嬉しいサービスですね。

そして、引越し業者によっては海外現地でも日本人のスタッフが対応してくれます。
やはり不安の多い海外への引越しでは、同じ言葉を話せる日本人がいるだけで不安が和らぐことも。

日本国内と違って制約も多く、自由の利かない引越しとはなりますが、少しでも不安を減らせるように信頼できる引越し業者を探してみてください。

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