新築マンションへ入居する際に欠かせない存在となるのが、幹事引越し業者です。

幹事引越し業者とは、マンション側が指定する引越し業者のこと。
この引越し業者を利用してマンションへ入居してくださいということですね。

さて、その幹事引越し業者というのは非常にさまざまな業者がありますが、マンションごとに違っています。
ではこの幹事引越し業者、どうやって決まっているのでしょうか？
また、幹事引越し業者は他の引越し業者と比べて、引越しにかかる費用というのはお得なのでしょうか？

新築マンションへの引越しに欠かせない幹事引越し業者について、なかなか知ることのできないポイントを抑えておきましょう。

まず、マンション会社によってそれぞれ委託する引越し業者は違います。

よく見る大手の引越し業者もあれば、マンションの建つ地域によって中小引越し業者という場合もあります。
ですから、マンションの契約の際には引越し業者がどこであるのかを確認しておくと良いでしょう。
事前に幹事引越し業者を知っておけば、後になって「名前も聞いたことないけど、本当に大丈夫？」と不安になることもありません。

やはり大切な家財を新しいマンションへ運び入れるわけですから、少々の傷ひとつでも避けるに越したことはありませんね。

そして、口コミなどでよく目にするのは「幹事引越し業者は割高」という声です。

幹事引越し業者というのは、一般的な引越し業者のように家財の積み下ろし・運送だけでなく、他の住人がマンションへ入居することも考慮したスケジュールの中で引越し作業を行います。
同時に高層階の引越しを行うと、エレベーターをスムーズに使用することができませんよね。
こういった時間のロスを防いだり、他のマンション住人とのトラブルを極力さけるように管理していくという業務も請け負っているのです。
そのため幹事引越し業者への引越し依頼の際には、多少割高になってしまうことも。

しかし、メリットもたくさんあります。
まず、引越し業務からほかのマンション住人への配慮もしっかり行ってもらえるため、非常にスムーズに作業が進みます。

次に、入居・引越しの日程の希望が取りやすいということも。
管理引越し業者以外の引越し業者では、施主であるお客様がマンション側と引越し業者とのやり取りを行う必要があります。
また、マンション住人への騒音・振動などの配慮も不可欠ですし、それだけお客様が行うことも増えるのです。

そういった手間を省くことができる…と考えると、やはり多少の費用はかかっても幹事引越し業者へ引越しを依頼するのが良いでしょう。