引越しをする際に頭を抱えるのは、やはり費用・料金のことではないでしょうか。
一度の引越しでは、数千円で気軽に引越し…というわけにはいきませんし、やはり時間も労力も必要となってしまいます。
そこで欠かせないのが見積もりですが、引越し業者とのよくあるトラブルに挙げられるのが、実際の必要な料金と見積もり時との料金が違うということです。
契約時には必要なことが記載されている書類などをもらいますが、そこにしっかりと目を通しておくことが必要です。
たとえば、何時以降は追加料金が必要だという場合や、この荷物ならオプション料金になるということも。
ですから、引越し業者が行ってくれるサービスを確認しておくことも必要です。
土日や平日などの日程によって金額が大きく変わるところもあれば、前述のように時間帯によって金額が大幅に変わることも。
特に作業の時間帯というのは、どれくらいかかるのかということは素人には読むことができませんし、作業の進捗によって大きく時間が押してしまうことも。
そうなると、追加料金が必要となることももちろんありますし、業者によっては必要ないところもあるので事前に聞いておきましょう。
そして注意してみておきたいのは、最初の見積もりが異常に安いというところです。
何社かに見積もりを頼んでおき、その中でもずば抜けて見積もり金額が安いというところは理由を聞いておくと良いでしょう。
他の引越し業者にも見積もりを頼んでおくと、価格の相場がわかって便利です。
「安いから」という理由でその業者に頼むと、予期しないところで追加料金が必要とされる場合もあります。
多少荷物が増えたからといって料金が大幅にアップすることはあまりありませんが、ないとは言い切れません。
それも業者の規約によって細かく指定されていることもありますから、やはり渡された書類はしっかりと目を通しておきましょう。
また、見積もりを依頼していたにも関わらず他の業者に引越しを決めた場合には、やはり断りづらいものです。
「他社に任せた」と言えば、理由や見積もり金額を聞かれることも少なくありません。
そういった場合には「夫の知人がいるため」といった理由などを使うのもひとつの手でしょう。
しかし、営業マンはチャンスがあると思って電話をかけてくるのですから、ここはきちんと断りをいれておきましょう。
ビジネスとして電話をかけてくるのであって、チャンスがないとわかれば電話をかけてくることもありませんし、他社で決めたという断りは日常茶飯事です。
あまり気重に考えずに断っておきましょう。