引越し作業を請け負う業者、引越しを頼む施主、それに関わる人たち。
引越しひとつで、多くの人が動くということになります。
人と人には相性というものや、好印象・悪印象を持ってしまうタイプの人がいますよね。
もちろん、このように引越しの際にもそれは関わってくることです。
たとえば、引越しを頼む施主さんから見て、自分たちの大切な家財道具を運ぶ引越し業者がとてもマイナスなイメージだったらどうでしょうか。
あまり良い気分で引越しをすることはできないのではないでしょうか。
逆に、良いなと思った引越し業者ならば、何気ないことでも最後まで気持ちよく作業を進めることができそうですよね。
それと同様に、引越しのプロである引越し業者から見た「良い引越し業者」とはどんな業者なのでしょうか。
素人では見逃してしまうような部分でも、やはり引越しのプロから見れば一目瞭然です。
ここでは、そんな「良い引越し」についてをお話しましょう。
まず、引越し業者だけに関わらず、飲食業などの接客業から電話対応まですべてに当てはまるのが、作業中・仕事中のお客様に対する態度が良いかどうか。
挨拶もせずにさっさと引越し作業を始めてしまったり、終始ムスッとしていたり。
これでは施主も良い気分で引越しを任せられませんよね。
運搬中の車内でならまだ理解できますが、施主やスタッフが周りにいる中であまり良くない態度をとるというのは良い気分ではありません。
人と関わる仕事ですから、やはり笑顔で対応してくれたり気持ちの良い挨拶をしてくれるというのは大きなポイントになります。
次に、引越しでは幅はあるものの多額の金銭が動くことになります。
引越しを行う際にはまずは見積もりを行うものですが、そこでどこまでお客様のニーズに応えられるかと言うことが重要です。
いかにテキパキ動くと評判でも、いかに気分の良い態度で引越し作業を行ってくれようとも、他社の何倍もの見積もり金額を提示されたら断ってしまいますよね。
態度や作業内容はもちろんなのですが、今の時代では引越し費用でもある程度のサービスが必要とされています。
また、作業日程に関してもお客様のニーズに応えてくれるところが良いでしょう。
たとえば、この日に作業を行ってほしいという要望に対してどれくらい希望を叶えてくれるかどうか。
年末年始や3月の繁忙期には難しいかもしれませんが、それでもできるだけ希望日に近いところで作業を行ってもらえたら嬉しいですよね。
そこでスムーズな作業を行ってもらえたら、施主も気分良く引越し作業を終わることができるでしょう。