引越しをするには、まずは「見積もり」が必要です。

お客様と引越し業者側での金額を調整し、時にはお客様の要望に合わせたサービスや価格の融通を利かせるなど、まずは見積もりが不可欠です。

最近の引越し見積もりには、ネットでの見積もり申し込みなどが気軽に利用できるようになりました。
以前は電話で直接問い合わせをしたり、すぐに自宅へ直接見積もり訪問をしてもらっていたため、申し込みづらいという声も。
ネットからの申し込みであれば、もちろんだいたいの金額ではありますが気軽に利用料金の計算をすることができて非常に便利です。

ネットからの見積もり申し込みでは電話番号や住所など、見積もりや連絡に必要なデータを入力していきます。
そこから後日、引越し業者の営業マンや事務所のスタッフから電話連絡があります。

ただ、引越し業者によっては連絡の時間も非常に驚くような時間帯の場合もあるようです。
見積もりを申し込んでから迅速な対応をしてくれるというのは非常にありがたいものですが、やはりマナーは守ってもらいたいもの。
そういった場合には、この段階で断っておくというのも手です。

しかし、営業マンはやはり契約を取ってくるということが一番の仕事ですから、そこで粘り強く連絡をしてきたり、断ってもなかなか諦めてくれないという場合も。

引越し業者に関する口コミなどを見てみても、やはり営業マンからの電話がひっきりなしだという不満も少なくありません。
このように電話が異様にしつこいときなどには恐怖すら感じるという声もあります。
こういった場合、きっぱりと断らない限り引越し業者側もチャンスがあると思えば連絡をとってきます。
ですから「今回は遠慮します」といったことではなく「他社に決まりました」などと、きちんとした理由をつけて断るようにしましょう。

また、よくあるのが営業マンが直接見積もりに訪問した場合。

やはり最初に進めてくるのは即決です。
「すぐにうちに決めていただければ、この価格で引越しが可能です」というのは常套文句。
そこで他の引越し業者にも見積もりを取っているから即決はできない、夫と相談する、と即決できないことを告げると金額が上がるというのもよくある手です。

もちろんこちらも引越し業者の方針や、訪れた営業マンの人によっても対応は違いますが、このパターンはよくあることです。
そこで引越し経験があまりない方や、断りきれない方は契約をしてしまうということも少なくありませんが、やはりお互いに納得して、信頼できる業者に頼みたいという思うのが当然です。

納得できない限りはできるだけ即決はきっぱりと断り、毅然とした態度でいることが重要です。
また、こちらも逆に値段交渉をしてみましょう。土日や繁忙期でない限り、大幅な値下げも不可能ではありません。