引越し費用の相場~ファミリー

引越しのわかった

一般家庭の引越しの中でも最も大変な引越しだといわれるのが、ファミリー向けの引越しです。

お子さんがいらっしゃる家庭の引越しでは、単身者のようになかなかスムーズにはいきません。
お子さんの年齢にもよりますが、まだ小さなお子さんを抱えた世帯の引越しは、荷造りから非常に時間がかかってしまいます。
また、お子さんの身の回りのものというのはいつ必要になるかわかりませんから、ギリギリまで梱包できないものも。

小学生や中学生などの大きなお子さんをお持ちの家庭なら、荷造りや不用品の選別など自分で行うでしょう。
ただ、親御さんから見ると「こんなもの捨てなさい!」というようなものまで梱包している場合もあるかもしれません。

できるだけ運ぶ家財を少なくするというのが、引越し費用を抑えていく鉄則です。
そのため、必要なもののチェックリストを作って選別させていくなど、親御さんのチェックが必要な場合も。

さて、そんなドタバタのファミリー向け引越しでは、いったいどれくらいの費用がかかるのでしょうか?

ファミリーが近距離での引越しを行う場合、多くの引越し業者では約5~10万程度の金額になっているようです。

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もちろん家族が多いぶんひとりひとり必要な荷物の量も違ってくるため、費用のアップダウンも激しいでしょう。
たとえば、弟は荷物が非常にコンパクトにまとまったのに対して、年頃の姉はアクセサリーや洋服、雑誌が山のように…なんてことも。
また、お子さんが多ければ多いほど衣類や日用品などの小さな荷物をはじめ、学習机などの大きな家具の数も増えるでしょう。

ファミリー向けの引越しでは、主に3トントラックや4トントラックで対応していきます。

また、ファミリー向け引越しによくあるのがピアノなど特殊な家財です。
電子ピアノは電化製品として扱われるので良いのですが、一般的なピアノの場合は通常の運送方法では運ぶことができません。

引越し業者によっては、オプションとして有料サービスを行っているところもありますが、一般的にはピアノ専門の運送業者へ依頼します。
そのため、引越し業者とは別にピアノ運送費がかかってしまいますし、到着の日時も引越し日とずれる場合もあります。
どちらが良いかは、引越し業者と運送業者でそれぞれ見積もりを依頼し、比較検討するのが良いでしょう。

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ただ、ファミリー向けの引越しでは引越した際に人手が多いことがメリットです。
荷解きなどもスムーズに行えますし、引越し業者の費用を減らすためにあらかじめ小さな荷物を新居へ運び入れるということも簡単です。

とにかく、単身者でも夫婦でもファミリー向けでも、どんな引越しでもまずは家財量をできるだけ減らすということが先決ですね。

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