どれだけ時間がおしても作業続行

引越しの裏話

多くの引越し業者は、土日などの休日は忙しいために1日3件程度の引越しを順番にこなしていきます。繁忙期であれば、平日でもおかまいなしにハードなスケジューリングとなってしまいます。

さて、そんな引越しには朝一番に引越しをスタートする午前便と、それらが終了してから行われる午後便があります。午前便なら、アサイチでのスタートが可能ですから時間を指定することができたり、何時に始まるかというのが読めるのです。

一方、午後便ではそうもいきません。契約の際にだいたいの開始時間や終了時間を伝えられるかと思いますが、午前便の引越しが長引いてしまうということも少なく有りません。そのため、午後便での引越し開始時間はまず読みづらいと考えておきましょう。

道路の交通状況や天候によってももちろん左右されてしまいますが、1~2時間程度の遅れはしょっちゅう。しかし、午後便でも「2時開始」など時間をしっかりと指定した上で契約を交わしている場合は別ですが、それ以外は遅れるものだと思っておいてください。

さて、待てど暮らせど引越し業者が現れないため、引越しができない…という状況に陥ったらどうしますか?

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まずは引越しの担当者に連絡をしてみるのが先決です。もちろん、細かな遅れの時間はわからないという場合が多いですが、やはり引越し業者はプロですから大まかな開始時間を改めて伝えてくれるはずです。また、これからこちらへ向かう際に連絡をして欲しい、などと伝えておけばちょっとした外出や用事などを済ませることもできます。何にせよ、まず業者が遅れた場合には連絡をしてみましょう。

そしていよいよ業者が到着してから、引越しスタートです。しかし、あたりはすっかり暗くなっているという状態を想像してみてください。ですが引越し業者は、そんなことはおかまいなしに作業をどんどん進めていきます。

これは、次の日の引越しも詰まっているためにトラックの家財を空っぽにしておく必要があるからです。前の引越し時間がおしてどんなに遅いスタート時間になったとしても、お客様が「近所迷惑だから」などの理由でストップしなければ、作業は続行されます。そのため夜中に作業が終了するということもあり、その場合には多少の値引きにも応じてもらえるでしょう。

あまりにも遅れてのスタートの場合、業者によっては他の予定がなければ別の日に引越しができる場合も。次の日に朝早く出かける、夜にどうしても外せない予定があるといった場合には、早めに引越し業者へ相談する必要があります。

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