「引越し業者」と調べてみてください。
インターネットでも、タウンページなどの電話帳でも、たったこの一言で何百という引越し業者が表示されます。
進学とともに都会へ出て行く学生、結婚を機に新居へ移り住む家族、田舎へ帰るという老夫婦。
人々が生活をしていく上で、誰もが一生に一度は引越しを経験するのではないでしょうか。
そんな人々の生活に欠かせない引越しも、今ではその業者の数を止めることを知りません。
大手の引越し業者では、サカイ引越しセンター・アリさんマークの引越し社・アート引越しセンターなどがあります。
これら大手の引越し業者は、日ごろテレビCMなどでもよく見かけるほどですよね。
また、それ以外にも赤帽やクロネコヤマト引越しセンターやカルガモ引越しセンターなど、引越し業者を挙げるときりがありません。
日本全国で見渡してみると、地方専業の引越し業者などもあって本当にどこに頼めば良いかわからないほどです。
非常に多くの人が利用する引越しですが、やはりお客様のニーズに合わせたサービス展開が必要となっています。
今の時代、安かろう悪かろうでは消費者も納得しません。リーズナブルな金額で、より良いサービスを提供していくことが欠かせないのです。
たとえば、見積もり時。
いろいろな引越し業者との相見積もりをとることが多いと思いますが、価格や日程の融通、サービス内容などを考慮して引越し業者を決めます。
その際、最も引越し業者を選ぶ基準となることが多いのが見積もりの費用です。
引越し業者によっては、他の引越し業者の見積もりを聞くと最初の提示額よりも値段を下げることも少なくありません。
そういった価格競争も非常に熾烈で、さらに見積もり時にはサービス商品などをお客様に渡すということも。
また、見積もり時には引越し業者の営業スタッフと直接対面して選ぶこともあるでしょう。
そういった場合には、やはり信頼できるかどうかということも重要なポイント。
どんなに値段が低くても、大切な家財を預けるのには信頼できるかどうかということも引越し業者を選ぶ基準となります。
引越し業界というのはやはり体力勝負の世界ですから、離職率も低くはありません。
そのため、常に求人情報誌などに引越し業者の求人が掲載されている状態で、しかも驚くほどの高時給。
アルバイトスタッフの時給が高いため、業者によってはより社員に負担がかかってしまうという状況もあります。
それでもお客様に対する価格を下げ続けなければならず、ライバル社は減らず。
引越し業界というのは、非常に熾烈なライバル競争が繰り広げられているのです。