よく引越しの際に問い合わせがあること、それはアルバイトスタッフが引越し作業に訪れるのかということです。
引越しにはアルバイトでも社員でも、どちらでも良いような気がしませんか?
アルバイトでもとても真面目にテキパキ働くという人はいくらでもいますし、逆に社員でも作業をダラダラ行うという人もいるかもしれません。
しかし、やはりアルバイトスタッフと社員のスタッフでは、このように区別されるということが少なくありません。
では、アルバイトなら満足できない作業内容なのか、また社員のスタッフならば満足いく作業を行ってくれるのか?
アルバイトスタッフと、社員のスタッフの仕事内容の違いというのは何なのでしょうか。
まず、アルバイトスタッフでも社員のスタッフでも変わらず言えることがあります。
それは、仕事に対する責任感です。
お客様からすればアルバイトスタッフだろうが社員スタッフだろうが関係ありません。
どちらにしても、テキパキと気持ちの良い作業を行ってくれるということがいちばんです。
その上で、作業中のスタッフをまとめたりお客様と相談をしたり、一歩先を行った行動をとらなければならないのが社員スタッフです。
もちろんアルバイトスタッフの中にも、長年勤めているというベテランスタッフもいます。
なぜそんなに長く勤めているベテランスタッフが社員になれないのか、と思うかもしれません。これには、引越し業者ならではの関門があるのです。
引越し業者が扱うトラックには、単身者用の小型のものから、家族用の家財を一気に積み込むことのできる大きなトラックまでさまざまです。
これらのトラックを運転するために、中には普通免許ではなく中型免許を取らなければいけないものもあります。
そうすると、その中型免許を取るために時間も費用も大きくかかってしまいます。
そこでなかなか中型免許を取れずにいる状態が続くと、アルバイトスタッフ止まり…となってしまうわけです。
引越し業者の中には免許取得に向けて費用を補助してくれるところもありますが、やはり時間がかかってしまいますのでなかなか社員になれないという人も少なくないのですね。
また、あまり経験を積んでいないアルバイトスタッフと社員スタッフとでは、やはりお客様に対しての心配りや作業の流れなど、経験などで差がつくこともあります。
たとえば、目を凝らしてみないとわからないような小さな傷でも、引越しを頼んだお客様からすれば一大事です。
特に新しく建てたマイホームへの引越しの場合、そのショックは決して小さなものではありません。
そういったことにできるだけ早い段階で気付いて謝罪ができるかというのは、新米のアルバイトスタッフではなかなかできないものです。